40歳までプレーし、ミランでキャリアを終える。これがFWロナウジーニョの願いだ。同選手は15日、チャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節でオセールと対戦した。2001年8月4日、パリ・サンジェルマンのユニフォームを着て、ヨーロッパの舞台にデビューしたときの対戦相手だった。

フランス『レキップ』のロングインタビューの中で、ロナウジーニョは、レオナルド前ミラン監督のことを「偉大な指揮官」と称し、彼によって「ピッチで自分が好きなことを」再びやれるようになったと話している。まるで、レオナルド前監督よりもマッシミリアーノ・アッレグリ現監督を選んだオーナーのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏に対する不満を表しているかのようだ。

しかし、ロナウジーニョはベルルスコーニ・オーナーとの関係について、「父子や兄弟みたいな関係だよ。僕は彼を頼れると分かっているし、必要なときは連絡できる」とコメントした。それは、6月に満了となる契約を延長するときもそうかもしれない。ミランとの契約について、ロナウジーニョは「僕がミランでキャリアを終えると、彼(ベルルスコーニ・オーナー)が言うのなら、つけ加えることはないよ。ここでは何も問題がないんだ」と話している。

むしろ問題なのは、代表チームの方かもしれない。ロナウジーニョはまだ南アフリカ・ワールドカップ(W杯)に出場できなかった悔しさを消化し切れていないようだ。同選手は「ヨーロッパで僕よりうまくやった選手はいない。僕は招集に値したはずだ。僕はすべてを勝ち取ったバルセロナ時代のレベルにある。問題は、素晴らしいプレーをしても、周囲がそれに慣れてしまい、少し調子を落とすと、疑問を抱いたり何かをでっち上げたりすることだ」と語った。

つまり、目標は再びカナリア色のユニフォームを切ることだ。ロナウジーニョは「ブラジルW杯でプレーできたら最高だろうね。でも、僕は2018年のことも考えている。僕にとって年齢は問題じゃないんだ。(パオロ・)マルィーニは40歳までプレーしたでしょ。僕も同じようにやりたいんだ」と続けている。

とはいえ、ロナウジーニョの生活はサッカーだけというわけではない。「南アフリカW杯の試合は一つも見なかった。テレビの前に90分間いるのは好きじゃないんだ」と語る彼は、夜遊びに出かけてゴシップ誌に見つかるリスクも冒している。だがロナウジーニョは、「僕は普通の人間だよ。何かをやる時間があるなら、それをする。でも、やり過ぎるってことは決してない。あとはピッチが答えを示してくれるさ」と強調した。