バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチがクラブカラーへの忠誠を誓っている。「オレはバカンスに向かう前、バルセロナの選手だった。そしてバカンスから戻っても、バルセロナの選手のままだ」。バルセロナがFWダビド・ビジャを獲得したことで、ミランやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティなどへの移籍が噂される同選手だが、彼は自らの将来についてこのように明確にしている。

「オレはまだ4年の契約を結んでいる。オレの名前を使っているヤツらには賛辞を送りたいね。チェルシーにもマンCにも行っていないのに、そこにいるようになっていたのは面白かったよ」

一方、リヴァプールはフィオレンティーナとサインをするために、DFエミリアーノ・インスーアがスイスキャンプから離れることを認めた。フィオレンティーナのパンタレオ・コルヴィーノSD(スポーツディレクター)も、「インスーアは私が交渉してきた選手だ。サインが交わされてから、正式に発表するだろう」とコメント。移籍実現まではあとわずかとなっており、リヴァプールはクラブの公式サイトで実質的に移籍を認めている。

なお、リヴァプールはFWフェルナンド・トーレスが移籍すると見られており、チェルシーが争奪戦をリードしていると言われる。だが、英紙『サン』によると、リヴァプールはチェルシーからの4700万ユーロ(約52億5000万円)というオファーを断ったようだ。

また、ロイ・ホジソン監督はMFハビエル・マスチェラーノを引き止めるため、電話やメールなどあらゆる手を尽くしたものの、良い返答をもらえなかったという。ホジソン監督は「マスチェラーノとコンタクトを取ろうとし、メッセージを送ったんだが、彼は答えなかった。おそらく、ワールドカップのことがあって、アルゼンチンに帰っているんだろう」と話している。