元バルサで現在はサラゴサでプレーするブラジル人MFエジミウソンが、ブラジル時代の生活をスペインのテレビ局“La Sexta”のスポーツニュース内で告白した。バルサではリーガ優勝、CL優勝も経験したエジミウソン。しかし、ブラジル時代は苦労もたくさんあったようだ。

 「父は地元でオレンジを採ったりしていた。12歳で父の手伝いを始めたんだけど、仕事の後に農園の持ち主が酒を持ってきてみんなで飲んだりしてて、僕も少し残ったりしてたらそれを飲んだりしてたんだ」と過去を振り返った。

 これがアルコール中毒の始まりかどうかは分からないが、ブラジルで成長していく段階でエジミウソンはお酒に手を出す機会が多くなっていってしまったようだ。「少しずつ週末は友人と遊ぶようになり酒に手を出すようになっていった。かなり難しい時期があった」と語った。

 「神様のお陰で人生は救われた。もしかしたら今生きていたかも分からない」と言うエジミウソンだが、見事にバルサではタイトル獲得に貢献。なかなか安定した力を発揮できない時期もあったが、ベテランとして再びスペインで活躍を続けている。サラゴサを残留させることが今の一番の仕事である。

(スペイン通信)