インテルは10日、悪天候のため延期されていたセリエA第22節で、パルマと1−1で引き分けている。試合後、インテルのジョゼ・モウリーニョ監督はイタリア『スカイ』に対し、次のようなコメントを残した。

「これから、我々は勝ち点差をコントロールしていく段階に入る。(2位)ローマとは9ポイント差、(3位)ミランとは11ポイント差だ。ミランは消化が1試合少ないけどね」

「この結果はひどいものではない。もちろん、3ポイントを獲得できた方が良かったのは当然だ。我々は勝利を目指してピッチへ向かった。しかし、パルマは全力を尽くしたし、彼らはドローに値したよ」

また、「セットプレーから失点したことは残念だ」と述べたモウリーニョ監督は、DFマルコ・マテラッツィに対して賛辞を送っている。

「彼がケガをしたとき、私には交代枠が残っていなかった。彼はピッチに残ることで、素晴らしい手本となってくれたよ。素晴らしかった。彼ではなく、(イバン・)コルドバを交代させていたのは、私がマルコに大きな信頼を寄せていたからだ。彼はサッカーをすることができ、セットプレーで常に試合を決めることができる。我々は10人半での戦いとなったが、その半分というのが決め手になっておかしくなかったんだよ」