2月10日に行われるジャマイカとの親善試合に、アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督はあまり関心を抱いていないのかもしれない。招集メンバー発表の際に、同監督は驚くような見落としをしたことを示してしまったのだ。

ヨーロッパでプレーしている選手以外で戦わなければならないマラドーナ監督は、ジャマイカ戦に18人の選手を招集した。だが当初、同監督はペレス、ボセッリ、クレメンテ・ロドリゲス、ソサと、エストゥディアンテスの選手4人も選んだのである。問題は、代表戦の翌日、エストゥディアンテスがリバルタドーレス杯を戦うということだ。そのため、マラドーナ監督はメンバーリストからエストゥディアンテスの4選手を消し去り、カヌト(アルヘンティノス・ジュニオルス)、メンデス(ボカ・ジュニオルス)、トランソ(ウラカン)、ペレイラ(アトレティコ・トゥクマン)を代わりに呼ばなければならなかった。

失態はこれだけではない。なんとペレイラは起用できる状態ではなかったのだ。同選手は月曜に鼻を手術しており、復帰は早くても14日のボカ戦。当然、ジャマイカとの親善試合には間に合わないということになる。そこで、再びマラドーナ監督は変更を強いられることとなった。ペレイラを外し、ビエレルを招集したのである。なお、ビエレルはマラドーナ監督にとって、102人目の招集選手となる。