「Robot Shop テクノロジア」のロボットたち

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2009年5月8日、突如、秋葉原にオープンしたロボット専門ショップ「Robot Shop テクノロジア」。
ロボットファンに愛されてきた聖地 九十九電機「ロボット王国」の再来と言われているのだ。

ロボット愛好者やハイテク好きな秋葉原フリークには、元「ロボット王国」の店長である荒井貞博氏が興した「Robot Shop テクノロジア」の動向と今後の展開は気になるところだろう。

ロボットファンが気になるところを、荒井氏にうかがってみた。

■店名の由来は「銀河鉄道999」 - テクノロジア株式会社 荒井貞博氏
「Robot Shop テクノロジア」という店名の由来だが、松本零士氏のSFマンガ『銀河鉄道999』の新シリーズに登場する町工場のような星の名前です。本当に好きな星の名前なので、拝借しました。」とのこと。荒井氏は昔から「テクノロジア」というハンドルネームを使用ているほどのファンだそうだ。

実は、報道関係者および取引先関係者向けに配られた資料をみると、「Robot Shop テクノロジア」を運営する□テクノロジア株式会社の資本金は999万円と記載されており、こうしたところにも荒井氏の『銀河鉄道999』好きをうかがい知ることができる。
テクノロジア株式会社 荒井貞博氏

資本金額について荒井氏は、
「資本金が1,000万円を超えると初年度から税金を払わなければならないが、999万円なら2期ぶんは消費税が免除ということで節税対策になるし、ネタにもなる。」と、報道関係者の笑いを誘った。
売上目標は、月商1,000万円。教育関係を中心に売上げを伸ばしていきたいという。

■ロボット・バーも実現したい
ロボット好きの荒井氏のもう一つの顔が、日本酒の利き酒氏の資格を持つほどの日本酒の愛好者の顔だ、
荒井氏は、個人的に日本酒の会を主催しているほどで、会社の事業内容にはロボット関連の事業のほかに「酒類の販売及び通信販売」も記載されているのだ。今後は、ロボットとともにインターネットによる酒の販売、および飲食店のコンサルティングも手掛けたいという目標も抱いているという。

荒井氏は、
「もし可能であれば、1週間に1度、8時か9時過ぎにロボット・バーというのをできれば良いかと考えている。それはおそらく秋以降になるが、仕事+趣味を生かしていきたい」と、今後の抱負を語った。

会社帰りにアキバに寄ってロボット・バーで一杯というのも、そう遠い話ではなさそうだ。

ヒップホップダンスをする、京商の「MANOI AT01」。ロボットビルダーのDr.GIY氏がモーションを作成した「プラレス3四郎」で知られる漫画家 神矢みのる氏がヘッドをデザインした、姫路ソフトワークスの「JO-ZERO」


「Robot Shop テクノロジア」
テクノロジア株式会社

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