平原綾香
 主題歌「ノクターン」を手掛け、自らも女優として出演した倉本聰脚本によるフジテレビ開局50周年記念ドラマ「風のガーデン」が12月18日に最終回を迎えた平原綾香。21日には、東京・お台場のホテル日航東京内チャペル「ルーチェマーレ」にて、シングル「ノクターン/カンパニュラの恋」、アルバム「Path of Independence」のW購入者を対象としたスペシャルライブを行った。

 約1万通の応募の中から選ばれた30組60名のためだけに行われたスペシャルライブ。厳かな雰囲気の中。純白のチャペル内には夫婦、カップル、友人などそれぞれ特別な相手を共にした観客が集まり、18時ちょうどにイベントがスタートした。照明が落ちるとバックの白いスクリーンには「風のガーデン」最終回でのワンシーン、平原演じる氷室茜が黒木メイサ演じる娘役ルイと喫茶店で待ち合わせをし、貞美の死を初めて知る場面が流れる。約5分間の映像が終わると壁一面のスクリーンが上がり、その向こうには一面に広がるお台場の夜景が。文字通り7色に輝くレインボーブリッジ、東京タワー、自由の女神。最高のシチュエーションの中、平原綾香が登場した。

 「こんばんは、氷室茜です。カンパニュラの恋を歌います。」と、ドラマさながらの演出で1曲目に「カンパニュラの恋」を披露。ドラマの第一話で弾き語りを披露した「Bambina」へと続いた。MCでは、キャンペーンで訪れた札幌で、駅のCDショップのCDが売り切れてたというエピソードを披露。「北海道では、4人に1人が最終回をみてくれていました。早々に女優は引退しましたが、『風のガーデン』は代表作になりました。すばらしい共演者の方とご一緒できたことに感謝。」と述べた。続けて「朱音」「一番星」「星つむぎの歌」を披露し、「星つむぎの歌」では感動的な会場全員による大合唱が沸き起こった。

 本編最後のMCでは「皆さんありがとうございます!これでもう思い残すことはありません。そして最後の歌『Path of Independence』、初めて歌う曲です。この曲を歌うことができてすごく幸せ。悩んでた自分をこの歌で乗り越えられた。落ち込んだ時もこの歌を聴いて、自分で自分を励ますことができました。心から感謝してます。最後に歌ってお別れです。今日は本当にありがとうございました!」と述べ、歌い終えた平原が退場すると、すかさず鳴り止まぬアンコールの拍手が。

 再び登場した平原は、「ありがとうございます!これを歌わないと帰れません!!」と述べると、デビュー曲「Jupiter」を披露。「これから6年目、ずっと応援してください!今日は本当にありがとうございました!」と約40分に及ぶスペシャルライブを終了した。イベント終了後には、特典としてCD購入者に先着順で平原が演じた「氷室茜」のサイン色紙をプレゼント。二度と手に入らない貴重な特典に、多くの人が即売場に列をなしていた。

セットリスト
1. カンパニュラの恋
2. Bambina
3. 朱音 あかね
4. 一番星
5. 星つむぎの歌
6. Path of Independence
- アンコール -
7. Jupiter

平原綾香さん直筆の年賀状をお届けします - 年末年始特集08-09
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風のガーデン - フジテレビ

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