玉山鉄二

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 2003年末にライブイベント「COUNTDOUN JAPAN 03 / 04」の出演を最後に活動を休止した後、今年9月に“教授”こと坂本龍一氏の名曲「energy flow(from ウラBTTB)」を大胆にリメイクしたニューシングル「elegy train」を発売して、4年振りの復活を果たしたSBK(スケボーキング)。11月26日発売の彼らのニューアルバム「RETURNS」に収録される「white sonata no.8 featuring PES」のプロモーションビデオでは、人気俳優の玉山鉄二と山田孝之がW主演で出演することが明らかになった。

 「RETURNS」には「elegy train」をはじめ、Dragon AshのKj、RIP SLYMEのPES、m-floのVERBALといった、音楽界の人気TOPアーティストがフィーチャリングでゲスト参加。さらには紅一点で女優として第一線で活躍している片瀬那奈が、約4年ぶりに歌で参加したことも既に話題となっており、豪華な内容のアルバムとなっている。

 RIP SLYMEのPESとのコラボレーション曲「white sonata no.8 featuring PES」はクラシックの名曲、ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」のピアノのフレーズをリメイクしたX'masソング。「ひとりぼっちのクリスマス」をテーマに、盟友RIP SLYMEのPESをフィーチャリングした同曲は、そのクオリティの高さからPVを制作する企画が持ち上がり、リーダーShigeoが友人である玉山と山田に出演を打診した。

 玉山と山田の共演は、東野圭吾原作の大ヒット映画「手紙」以来、2年ぶり。それぞれ主演クラスの人気俳優である二人が、ミュージックビデオで共演するのは異例のことだが、楽曲を聴いた2人は快諾し、多忙なスケジュールを調整して、人気俳優のW主演が実現した。PVではShigeoとShun、そしてPESの切ないリリックに象徴される「ひとりぼっちのクリスマス」を、玉山鉄二と山田孝之がそれぞれリアルな演技で魅せる、ドラマ仕立ての内容となっている。

 BMG JAPANのオフィシャルサイトでは、11月25日から12月3日までの期間限定で同曲のPVをフル視聴配信する他、同時にCS音楽チャンネルなどでもオンエアがスタート。淡々と日常を切り取ったドキュメンタリーの短編映画のようで、実際にこのようなクリスマスを過ごす世の男性は少なくないはず。1人で過ごすクリスマスは、彼らにとって何もない平日を過ごすのと同じことであり、来年は来年で楽しいクリスマスが過ごせれば、と心の片隅で願う前向きな心情描写が、2人の名演技によって描かれている。

 12月30日に幕張メッセにて行われる「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 08/09」では、復活後初のお披露目ライヴを開催。同ステージでは、i-Tunes Storeエレクトロチャート1位を獲得したアルバム収録曲「episode V featuring Kj」でコラボレーションしたDragon AshのKjと、ドラムの桜井誠が友情出演することも決定している。また来年2月には、アルバムをひっさげてのワンマンライヴを東京・恵比寿リキッドルーム、大阪・心斎橋クラブクアトロで行うことも発表された。

玉山鉄二 コメント
今回は、友達のShigeo君から直接受けたお仕事だったのですが、友達抜きにしても、SBK(スケボーキング)もthe samos(セイモス)もすごく大好きで、孝之とかと一緒にライブに行ったりとかして。最近よく聴いてる曲のPVを自分達が表現できるっていうのが純粋に面白かったし、友達同士でモノを作ることが子供に戻ったような感覚でとても新鮮でした。

山田孝之 コメント
10年(俳優)やってますけど、久々に戸惑いました(笑)。

スケボーキング - アーティスト情報
SBK(スケボーキング) - BMG JAPAN

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