■ロナウジーニョが決勝点
 セリエA第5節が28日に行われ、首位インテルとミランのミラノダービーはミランが1−0で勝利した。今シーズンここまで安定した戦いを見せていたのはインテルだったが、特別な雰囲気が漂うダービーはそんな前評判など関係なく、序盤から互角の攻防が続き、37分、カカのクロスに飛び込んだロナウジーニョが頭で決めてミランが先制する。ロナウジーニョはこれがセリエA初ゴール。
 インテルはその後なかなか反撃の糸口をつかめず、アドリアーノ、フリオ・クルスの2人を投入し、前線に人数をかけるものの不発。77分にはブルディッソが退場処分となるなど、悪い流れを断ち切れずにそのまま敗戦した。
 3連勝となったミランは勝ち点9で6位。同10のインテルは3位タイに後退した。

 一方、ラツィオはトリノに3−1で快勝し、勝ち点を12に伸ばして首位へ浮上。ボローニャを1−0で下したナポリが2位、シエナを2−1で破ったウディネーゼが3位となった。