「九州のある駅で歴史に残る大量殺人をする」と2008年6月14日、携帯サイトに書き込みがあった件で。福岡県警は同県に住む17歳の少女を任意で事情聴取した。

秋葉原での悲惨な事件から間もない6月14日、携帯電話のサイトに殺人予告の書き込みがあるのが発見された。
「あす、九州のある駅で歴史に残る大量殺人をする」
「おれも加藤と同じなんだ。加藤に共感したんだ。おれ死刑になる。加藤よりも多い人数を殺す」
といった内容だった。
掲示板サイトは会員制で、秋葉原事件の容疑者が大量の書き込みをしていたものと同じだった。

九州管区警察局はJR九州と連携して主要駅の警戒を強化し、福岡県警が書き込んだ人物を捜査していた。

同県警は15日までに、同県に住むアルバイト少女(17)が書き込んだとみて、任意で事情聴取したところ、少女は書き込みをしたと認めている。
「こんなに大騒ぎになるとは思っていなかった」
と反省している様子で、いたずら目的とみられる。
軽犯罪法違反(業務妨害)の疑いで近く書類送検する方針である。

いたずらも度が過ぎると犯罪である。その内容に常識を疑うが、何より事件が起きて最悪の事態にならなくて良かった。
ネットの書き込みも各自で常識やルールを守らないとすぐに規制法などの話がでてくるので利用者が自分で自分の首をしめることにもなりかねない。匿名の場合なおさら配慮が必要である。

(編集部:TAKESHI)