レアル・マドリーに嬉しいニュースがもたらされた。同クラブのキャプテン、ラウル・ゴンサレスと守護神イーケル・カシージャスが生涯レアル・マドリーでプレーすることになった。両選手ともに数週間前にも契約延長についての交渉が行われていたが、14日、ラウルは2011年まで、カシージャスは2017年までの契約延長で合意に達したと公式に伝えられた。

 レアル・マドリーのカリスマ的存在であるラウルとカシージャス。この新たな契約が切れる時、1977年6月26日生まれのラウルは34歳、そして1981年5月20日生まれのカシージャスは36歳。また、契約最終シーズンに年間30試合の出場をクリアすれば、自動更新になるという。つまり、そのフットボールキャリアをレアル・マドリーで過ごすという終身契約だ。

「新しい契約の手続きは5分で済んだよ。クラブが僕を評価してくれていると感じているし、とても幸せ。これからもクラブのために精一杯尽くし、その期待に応えていきたい」とラウルが語れば、カシージャスも「また一つ夢が実現した。僕の人生はここにあるし、今日という日は僕にとって特別な日だよ」と両選手とも喜びをそう言い表した。

 ラウルとカシージャスの活躍度、貢献度から考えれば、クラブが両選手に長期契約を提示したのもうなずける話。リーガでは首位街道をひた走るレアル・マドリー。来週からはチャンピオンズリーグも再開する。両選手とも気分も新たにチームを引っ張っていくことだろう。

(スペイン通信)

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