決してあってはならないスキャンダルに、スイスサッカー界が揺れている。この度、スイス1部リーグのFCトゥーンに在籍する複数の現役選手と元選手の12人が、ファンである15歳の少女と性的な行為を交わしていたことが明らかになった。

 選手、元選手らは相手が15歳であることを知りながら、そして複数の選手と関係していることを知りながら、関係に及んでいたという。スイスサッカー協会および警察当局はさらに調査を進めており、これまでに事件に関与したとして、彼ら以外の9人の関係者もリストアップ。計21人が逮捕および家宅捜査される事態となった。

 詳しい経緯やさらに関わった人物がいないか、引き続き捜査は続いており、FCトゥーン、スイスサッカー界は衝撃を受けている。この事件の制裁として、FCトゥーンの2部降格も検討されている模様で、今後の動向が気になるところだ。