アストロズの松井獲得に、地元紙が反対論。テキサスの地元紙「ヒューストン・クロニクル」紙の電子版は19日付けで、ロッキーズの松井稼頭央内野手を獲得に動いているとされるアストロズは、松井獲得が大きな間違いになりそうだと反対論を展開した。
 同記事は「クリス・バークを使え。投手陣の整備が先決だ」の見出し。この日、アストロズの松井獲りについて、コロラドの地元紙「ロッキー・マウンテンニュース」が松井放出の見返りとして、アストロズの二塁手、クリス・バークが放出されるかもしれないと報じた記事を受けて、「バークの代わりに、投手を獲得できなければ、エド・ウェードGMは失敗を犯すことになるだろう」と伝えたもの。
 松井と、放出の可能性が出てきたクリス・バークとの比較論は、面白い酒場の話題になるだろう、と同記事。松井は本拠地のクアーズ球場で敵地より8分1厘打率が高く、ロッキーズがプレーオフ出場を掛けて突っ走った9月は、わずか、打率・233という成績だったと、データを挙げる同時に、ESPNのキース・ロー記者の記事を引用。「松井はパワーに乏しく、打席で忍耐力がない。守備要員や代走要員としては価値があるが…」という厳しい見方を紹介。松井の加入がどれくらいチームを強化するかは不透明と伝えている。