【カオス通信】ハルヒは猪木・超ミニスカ声優に萌える暴走雑誌特集
雑誌で「萌え」がネタとして扱われるのは、もはや珍しいことではありません。読者を「萌え」の2文字で釣って買わせるという手法の効果が薄れた昨今、萌えの取り扱いにも工夫が求められているのです。今回は今年購入した中で、特に印象的だった雑誌をいくつかご紹介してみます。
●『VOICHA!(ボイチャ!)』Vol.3
発行 :シンコーミュージック・エンタテイメント
発売日:2007年7月25日
価格 :1,470円(税込)
この表紙を書店で見た時はガチで目が点になりました。一般的なアイドル声優の写真は可愛らしいイメージのものが多く、衣装も肌の露出は控えめになりがちなのですが、この表紙の写真はそんな常識を軽く越えてしまっています。このモデルが「声優」であるという事実が、脳内で化学変化を起こし、不覚にも萌えてしまったという次第。『VOICHA!』は数ある声優雑誌の中でも後発の部類に入るだけに、他誌との差別化という点で色々チャレンジしているみたいです。
表紙で美脚を披露している小林ゆうは、168cmの長身で声優になる前に雑誌モデルをしていたという経歴の持ち主。非常に個性的な絵を描くことでも有名で、声優ファンの間では「画伯」と呼ばれています。その画風は言葉では表現し辛いのですが、かつてYouTubeを席巻したNHK教育の「スプー」的な線をもっと前衛的にした感じといいますか……。※気になる人は「小林画伯」でググってみてください。
付録DVDに収録された喋る姿もかなり個性的です。キャラ的には「天然」の部類になると思われますが、話す内容の見えなさが尋常ではありません。「どういうファッションが好き?」という質問に対して、「大事なところは隠れてるファッション」と答える画伯の発想はヤバすぎ(絶賛)。面白いので小林画伯はこのまま突っ走るべきかと。
●『メカビ』'07年秋号
発行 :講談社
発売日:2007年9月27日
価格 :1,450円(税込)
創刊号で麻生外相(当時)のインタビューを掲載することに成功し、世のアキバ系からリスペクトされた『メカビ』がついに季刊化。季刊化第1号は番組改編期に合わせた発売とあって、多くのページが秋の新作TVアニメの紹介に費やされています。前号までの1試合完全燃焼的な無茶ぶりは今回控えめで、好意的に解釈すればより広い読者層にアピールできる内容にみえます。
そんな中、個人的に一番面白かったのが「プロレスは萌え萌えなんだ!」というバカ記事(褒め言葉)でした。プロレスファンとアニメファンは重なる部分が多い、というのは昔からいわれていますが、こうしてメディアに書かれるという機会は案外少ないので、感慨もひとしおであります。内容はプロレスの世界をアキバ系用語を駆使して強引に説明するというもの。
●『VOICHA!(ボイチャ!)』Vol.3
発行 :シンコーミュージック・エンタテイメント
発売日:2007年7月25日
価格 :1,470円(税込)
なんというミニスカ! これが膝上20cmってやつですか! アイドル声優は数あれど、これくらいセクシーアピールな写真を公開した人物はそう多くはありません。 | 付録のDVDもミニスカ写真をプリント。DVDには小林ゆうの対談&インタビューを収録。本人はすごくいい人そうなんですが、思考回路が特殊すぎてワロタ。逸材です。 |
表紙で美脚を披露している小林ゆうは、168cmの長身で声優になる前に雑誌モデルをしていたという経歴の持ち主。非常に個性的な絵を描くことでも有名で、声優ファンの間では「画伯」と呼ばれています。その画風は言葉では表現し辛いのですが、かつてYouTubeを席巻したNHK教育の「スプー」的な線をもっと前衛的にした感じといいますか……。※気になる人は「小林画伯」でググってみてください。
付録DVDに収録された喋る姿もかなり個性的です。キャラ的には「天然」の部類になると思われますが、話す内容の見えなさが尋常ではありません。「どういうファッションが好き?」という質問に対して、「大事なところは隠れてるファッション」と答える画伯の発想はヤバすぎ(絶賛)。面白いので小林画伯はこのまま突っ走るべきかと。
●『メカビ』'07年秋号
発行 :講談社
発売日:2007年9月27日
価格 :1,450円(税込)
表紙は『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』を制作した京都アニメーションの新作『CLANNAD』のイラスト。マンガ『女帝』『夜王』の原作者・倉科遼のインタビューといった通好みの企画も載ってます。 | アントニオ猪木のプロレス団体「IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)」旗揚げ戦のチケット。対戦カード未発表のまま行わるという前代未聞の興行でした。猪木が笑えば、世界が笑う(ンムフフ)。 |
創刊号で麻生外相(当時)のインタビューを掲載することに成功し、世のアキバ系からリスペクトされた『メカビ』がついに季刊化。季刊化第1号は番組改編期に合わせた発売とあって、多くのページが秋の新作TVアニメの紹介に費やされています。前号までの1試合完全燃焼的な無茶ぶりは今回控えめで、好意的に解釈すればより広い読者層にアピールできる内容にみえます。
そんな中、個人的に一番面白かったのが「プロレスは萌え萌えなんだ!」というバカ記事(褒め言葉)でした。プロレスファンとアニメファンは重なる部分が多い、というのは昔からいわれていますが、こうしてメディアに書かれるという機会は案外少ないので、感慨もひとしおであります。内容はプロレスの世界をアキバ系用語を駆使して強引に説明するというもの。