週間オリコンチャート2位を獲得した、高速ラップの電波ソング「もってけ!セーラーふく」。8月にはリミックスCDの発売も予定されてます。これは買うしか!

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アニソン・特撮ソング・ゲーム音楽といったアキバ系が好む音楽を"クラブ"で楽しむというイベントが最近増えてきています。一見"アキバ系"と"クラブ"は水と油みたいな感じですが、主催者・参加者ともにアキバ系となれば話は変わってきます。DJがトランスアレンジのアニソンをプレイし、VJにシューティングゲームの弾幕映像とかが流れれば、同士達の集まるフロアは大盛り上がり!……というわけです。今回はそんなイベントの模様をご紹介してみます。

紹介するイベント名は仮に「R」としておきます。以前から気になっていたこのイベント。開催されたのは平日の土曜日。13時〜19時というタイムスケジュールでした。使われたクラブは普通のハコなので「R」終了後の22時からは普通に(?)FUNKなDJが出演するイベントに戻ります。

ちゃんとしたクラブに出向くのは、今はなき六本木・ヴェルファーレでプロレスの興業(※1)を観にいった時以来、久しぶり。DJイベントというのも、以前とあるBARで開催された漫画家参加のDJイベント(※2)が最後だったのでワクワクです。

(※1)プロレスの興業:イベント名は「RING」。プロレス以外にもダンス、お笑い、ラップといった様々なパフォーマンスが繰り広げられる。ちなみに某主催メンバーのひとりは私の元同僚。機会があれば宣伝してほしいと言われていたのでやってみました(Mさん見てる?)。ちなみに私はこのイベントで、お笑い芸人"桜塚やっくん"のパフォーマンスを生鑑賞したことがあります。やっくんはTVそのまんまの"客いじり芸"を編集なしのリアルタイムでほぼ完璧に演りきっていました。彼は案外できる子。

(※2)漫画家が参加のDJイベント:江口寿史があややをかけてノリノリだったり、山本直樹が踊りにくいダウナーな曲を多用したり、とり・みきの選曲&プレイが妙にCOOLだったりした某イベントのこと。小規模でひっそりとやりたいイベントみたいなので、具体的な名前は伏せておきます。

開始時刻より5分ほど遅れてクラブに到着。入り口にはアキバ系の大好物であるメカ&美少女のイラストが大胆に使用された「R」のフライヤーが飾られていて、なんだかテンションが上がってきます。分厚くて重い鉄製の扉を開けて、いざ入場! DJのプレイは既に始まっていて、フロアは既に客で一杯です。

"ブンブンブンブンブンブンブンブン"という低音ベースを効かしたリミックス曲が大音量でフロアに流れ、客はタテノリで身体を揺らしています。客層はほとんどが男性で、女性は全体の1割程度。年齢層は20代〜30代くらいでしょうか(お酒を出す場所なので20歳以上限定)。客は全員がVJ映像の流れるDJブースを向いているので、見えるのは後ろ姿ばかりです。薄暗いフロア内では、詳しいことはちょっと判断がつきません。

とりあえず"踊る場所"というのが影響しているせいか、他のアキバ系イベントに比べてスリムな人が多かった気がしました。カロリーを燃焼させる習慣があるとやっぱり違うんだなあと、妙に感心してみたり(普通に身体の幅が広い人もいましたが)。