セフォーをKOで下し初代Sヘビー級王座に輝いたシュルト【写真提供:GBR】

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3月4日(日)神奈川・横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD GP IN YOKOHAMA』。K-1新時代へ、新設されるスーパーヘビー級(100kg以上)、ヘビー級(100kg未満)のタイトルをめぐって、セーム・シュルト、レイ・セフォー、武蔵、藤本祐介らが新たな闘いに挑んだ。

メインイベントでは、初代スーパーヘビー級王座決定戦でセーム・シュルトとレイ・セフォーが激突。難攻不落のシュルトに対し、ヒット&アウェイ、ノーガードといったセフォー本来の魅力が爆発。1R終了間際には左フックからのローで大巨人シュルトからダウンを奪った。しかし、2Rには落ち着きを取り戻したのかシュルトが前蹴り、膝蹴りで強引に流れを引き寄せるや最後は左ストレートでセフォーの顔面を打ち抜き、逆転のKO勝利を挙げた。

また、セミファイナルでは事実上の日本人最強決定戦にしてK-1ヘビー級王座挑戦者決定戦、藤本祐介vs武蔵の一戦が行われた。試合は序盤から藤本がロー、パンチを的確に繰り出し慎重かつ優勢に試合を進める。延長ラウンド突入時には角田競技統括プロデューサーが両選手に激を飛ばす場面もあったが、最期は武蔵へ左ハイキックを叩き込み、完全KO勝利。長きに渡り日本人選手のトップとして闘い続けた武蔵の牙城を崩すことに成功した。

その他、全試合結果は下記の通り。
第9試合 K-1スーパーヘビー級初代王者決定戦 K-1ルール/3分3R延長2R
○セーム・シュルト
(オランダ/正道会館)
2R26秒
KO
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レイ・セフォー×
(NZL/レイ・セフォーファイトアカデミー)
第8試合 K-1ヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦 K-1ルール/3分3R延長2R
×武 蔵
(日本/正道会館)
延長R1分23秒
KO
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藤本祐介○
(日本/MONSTER FACTORY)
第7試合 K-1ヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦 K-1ルール/3分3R延長2R
×ルスラン・カラエフ
(ロシア/フリー)
2R2分46秒
KO
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バダ・ハリ○
(モロッコ/ショータイム)
第6試合 K-1ルール/3分3R延長2R
×チェ・ホンマン
(韓国/フリー)
2R50秒
KO
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マイティ・モー○
(アメリカ/シャークタンク)
第5試合 K-1ルール/3分3R延長2R
×ジェロム・レ・バンナ
(フランス/レ・バンナエクストリームチーム)
3R終了
判定0-3
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澤屋敷純一○
(チーム・ドラゴン)
第4試合 K-1ルール/3分3R延長2R
×中迫 強
(日本/ZEBRA244)
3R終了
判定0-2
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ザビッド・サメドフ○
(ベラルーシ/チヌックジム)
第3試合 K-1ルール/3分3R延長2R
×堀 啓
(日本/チームドラゴン)
1R2分27秒
KO
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アレキサンダー・ピチュクノフ○
(ロシア/極真会館)
第2試合 K-1ルール/3分3R延長2R
○グーカン・サキ
(トルコ/ゴールデングローリー)
2R終了
TKO
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天田ヒロミ×
(日本/コシ・トラスト)
第1試合 K-1ルール/3分3R延長2R
×シリル・アビディ
(フランス/ブーリーズ)
3R終了
判定0-3
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野田 貢○
(日本/シルバーアックス)