提供:週刊実話

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 去る4月、一部で『TOKIO』の国分太一が司会を務めるTBSの朝の情報番組『ビビット』が来る9月で打ち切られ、10月から落語家の立川志らくが登板すると報じられた。真偽のほどは定かではないが、たとえ番組が打ち切られたとしても、TBSでの国分は安泰だという。

 ある芸能関係者は「あの番組は国分がいるメリットもないわけではない。昨年も、山口達也の引退、渋谷すばるの脱退など、ジャニーズものの報道があるときには逃げることなくコメントしているし、そのときは視聴率が跳ね上がりますからね。それだけTBSは国分に多くのものを背負わせているんです。それに朝の看板番組を、1月とか4月というタイミングならまだしも、10月という中途半端なところでの改編があるのかなと。打ち切り説にはちょっと疑問を感じている」と言う。

 それでも、視聴率は振るわず、局内でもテコ入れをという話はたびたび出ているというのが現実。前出の関係者も「タイミングこそ違えども、打ち切りというのも、ない話ではない」とも。

 ただ、TBSが番組を打ち切ったとしても、国分の局内での立場に変わりはないのではといわれている。というのも、TBSのジャニーズ対策という意味合いがあるからだ。ある芸能プロ関係者は「まだ『SMAP』がテレビ界になくてはならない存在として君臨していたころ、TBSは木村拓哉のドラマや中居正広の音楽番組などもあって、SMAPにベッタリだった。それを面白くないと見ていたのが『嵐』を統括しているジュリー副社長。嵐をTBSから引き上げるという行動に出たのです。焦ったTBSが関係修復のために奔走したのが、国分の起用だった」と語る。

 嵐のレギュラー番組『ひみつの嵐ちゃん』が終了したのが2013年。『ビビット』の前身番組『いっぷく』がスタートしたのが翌14年だ。

 「国分の起用にはそういう背景があるのです。まして今となってはSMAPがいなくなり、後継者問題も一応は収まっている。そういう状況ですから、番組が終わったとしても、国分が中途半端な扱いをされることはないといわれているのです」(同・関係者)

 決して一筋縄ではいかないようだ。