NECがAndroidタブレットの新製品「LAVIE Tab E」を発表!

NECパーソナルコンピュータは22日、都内にて「NECパーソナルコンピュータ新商品発表会」を開催し、NECブランドにおける「2019年春モデル」のパソコン(PC)とAndroidタブレット「LAVIE Tab E(型番:TE510/JAW)」を発表した。

LAVIE Tab E TE510/JAWは10インチWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶ディスプレイのハイエンドモデルとして紹介されていたが、昨年11月に発売された「LAVIE Tab E(型番:TE410/JAW)」をスペックアップさせた製品となる。

主なスペックは、Qualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 450」および4GB LPDDR3内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、7000mAhバッテリー、USB Type-C端子、Dolby Atmos対応内蔵スピーカー×4、Android 8.1(開発コード名:Oreo)だ。

TE410/JAWはSoCこそ同じSnapdragon 450だが、2GB RAMおよび16GB内蔵ストレージだったため、より実用性が高くなっている。また10インチサイズながら重さ約440g、大きさ約242×167×7mmとなっており、TE410/JAWの約480gから若干ながら軽量化されている。

価格は公式Webストア「-->-->-->-->-->-->-->NEC Direct」ではTE510/JAWが37,800円、TE410/JAWが29,800円(ともに税抜)だ。今回は、そんなLAVIE Tab E TE510/JAWの外観写真とNECの新製品を動画で紹介していく。


海外メーカーの新製品発表会ではSnapdragon 450は、エントリーモデル向けのSoCということで、エントリー向けのタブレットとして主に価格面での優位性を訴求するのだが、NECではハイスペックAndroidタブレットとして紹介していたのが印象的だった。

とはいえ、実用的には8コアCPUということで、さらに今回、スペックアップした4GB RAMで動画や高画質写真が楽しめ、64GBのストレージでそれらを保存できる快適性を訴求しており、十分に快適に利用できそうだ。

販売価格は約4万円と、同クラスのWi-Fiのみに対応したAndroidタブレットとしてはやや高めに感じるが、極端に高いというわけでもなく、本体デザインを含めて価格と本体の価値が近いものであるという印象を受けた。

また横持ちした際に上下に2つ合計4つのスピーカーを搭載し、立体音響であるDolby Atmos対応コンテンツの再生を可能としている。立ち位置としては、動画や写真、音楽コンテンツを消費するためのタブレットというところだろう。


外観は安っぽい印象はないが、強い個性があるわけでもなく、無難な印象である。前面には約500万画素のカメラを搭載。比較的実用的な画素数である。


画面の下部には指紋センサーがあり。指紋認証によるロック解除に対応する。写真では、指紋センサーの下に金属の接点が見えるが、現在その接点に対応するアクセサリーは出ていない。販売されるとするなら卓上ホルダーのような充電器とかだろうか?


背面には約800万画素のカメラがある。手にした印象は、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Tablet」シリーズを思す。背面がメタルではないシンプルなAndroidタブレットだ。なお、防水・防塵に対する性能は持っていない。