欧州も視野に?ヘルタのダルダイ監督が今冬の準備期間を総括
新年の幕開けとして、パル・ダルダイ監督は別の結果を思い描いていたことだろう。テレコム杯での2連敗が意味するところは、4クラブ中最下位に転じたということ。だがそれでも多少致し方ない部分はある。前半では善戦を演じたベルリンでは、まだ幾分かの疲労が残されているところだ。
「それでもブンデスの戦いに向けては好材料も得られた。結果が思惑より下回ったとはいえね。より多くのことに取り組めたし、それはインタビューに答えるだけでなくね、良い大会を経験したと思っている」と、試合後にダルダイ監督はコメント。「グラードバッハとデュッセルドルフに敗れてしまったが、ただそれでも私はそう思っているよ」と言葉を続けた。
「選手たちにはあと勝ち点16を取っていこうと伝えた。それ以上の勝ち点を得られれば我々は嬉しいし、正式には勝ち点25とは口にはしているがね。夢なら31だ。まぁ、みてみよう」そう語ったダルダイ監督は、まだまだ可能性を感じており、後半戦での目標としてはどうや、ら2年ぶりの国際舞台への復帰を視野に入れているのかもしれない。