恐れ知らずの19歳 日大2年の清水大成が輝きを放った(撮影:佐々木啓)

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<ブリヂストンオープン 3日目◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(7119ヤード・パー71)>
先週の「日本オープン」2日目に首位に立ったアマチュアの桂川有人(日大2年)。その前週の「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝し、来年の「マスターズ」、「全英オープン」の出場権を手にしたのが金谷拓実(東北福祉大2年)なら、今週もアマチュアが活躍を見せる。清水大成、日本大学2年生の19歳だ。
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桂川とは同大学で同学年。先週の桂川の活躍はテレビで見ていたというが、「勝ってほしいと思いましたけど、勝ってほしくないという気持ちもありました」と、複雑な心境だったという。
結果的に桂川の日本オープン制覇という快挙はならなかったが、金谷を含め、この大学2年生たちは豊作だ。ツアーでやれる自信はあるかとの質問にも「あります」と即答。この日は難しいコンディションの中でも6バーディ(4ボギー)。上がりは圧巻の3連続バーディで、自己採点は90点と、見事な試合運びでトータル7アンダー・10位タイ、好位置で最終決戦に臨む。
福岡県出身で同門にはベースボールグリップで知られる時松隆光がいる。いうまでもなく、本大会の前年覇者だ。「先輩が勝っているので、いい大会かなと思います」と、あどけなさが残る表情でさらりと言い放つのは、怖れ知らずといったところか。
後半組がトータル12アンダーまで伸ばして5打差がついたが、10位タイからスタートする最終日は上しか見ない。「優勝を意識する位置にいると思うので、もったいないミスをしないように、どんどん攻めていけるようにしたいです」と、あくまでも頂上を目指す。
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