配車サービスのUberが、同社のサービスを利用するユーザーが酔っ払っているかどうかを判別する新機能を特許申請していることがわかった。

BBCの報道では、UberはAI(人工知能)を使い、Uberを利用しようとしているユーザーが酔っているかどうかを判別するという。

判別方法は、スマートフォンの持ち方、入力の正確性・ミスタイプの多さ、電話をかけるときの角度などからユーザーの酔っぱらい度を判断するという。

酔客による横暴や乗務員に対する暴力などはタクシーが抱える問題の一つであり、最初から酔っ払いだとわかっていれば、ドライバーは乗車拒否が出来るようになる。

ただし、このシステムの大きな問題も指摘されている。それは、酔っぱらいは狙われやすいということ。アメリカでは100人以上のUberドライバーがユーザーに対しての性的暴行などで容疑者となり、実際に31人が有罪判決を受けている。
酔っ払っているユーザーを探すという悪用方法がある限り、この機能に関しては導入に対して相当慎重なルール付けが必要となる。

BBC
URL:https://www.bbc.com/news/technology-44452259
2018/06/13