TwitterがF1のライブ番組を開始。ロズベルグがレース後解説や選手インタビュー、2018年は全10戦で放送

Twitterが、新たに30以上のライブ動画番組を開始することを発表しました。そのなかにはモータースポーツの最高峰、F1世界選手権のライブ番組などが含まれます。F1世界選手権は、すでにSky SportsやDAZNなどがレースのライブストリーミングを提供しています。TwitterのF1番組はレースそのもののライブ中継ではなく、レース後にその内容を振り返って詳しく分析するポストレース番組としてライブストリーミングします。

番組は5月13日に決勝レースが行われるスペインGPから開始。今年はスペインGPを含むシーズン中の10レースでライブが予定され、表彰式直後からレース映像とともに2016年のF1世界チャンピオンニコ・ロズベルグなど著名コメンタリー陣がレースを振り返り、ハイライトシーンの解説や分析、ドライバー、チーム監督やエンジニアへの突撃インタビューも実施します。


ニコ・ロズベルグは「ファンや、将来のファンをF1に結びつける鍵となるこの番組に参加できることを嬉しく思います。私はF1が大好きですし、デジタルでの結びつきによってスポーツを成長させられると信じています。Twitterのライブ番組はそのすばらしい一歩になることでしょう」とコメントしています。

なお、この番組はF1の公式アカウント @F1 をフォローすれば、日本を含む世界中で視聴できます。ただ、もし可能なら日本語の字幕もしくは吹替を加えた再放送もお願いしたいところかもしれません。

ちなみに、Twitterは様々な分野のライブ番組の立ち上げを発表しています。たとえばすでに一部の中継を開始しているMLBはオールスター戦やプレーオフの中継交渉をしていたり、まったく別の分野ではイーロン・マスクのSpaceXや、アマゾンCEOのジェフ・ベゾスの宇宙旅客企業BlueOriginらによるロケット開発に焦点を当てた「New Space Race」といった番組も企画されています。さらにESPNやNBC Universalともパートナーシップを結び、スポーツニュースやビデオポッドキャストなどのストリーミングを行うとのこと。