世界最古のアトラクション型コスプレイベントとして名高い「コスプレフェスタTDC」が、12月10日(日)東京ドームシティ アトラクションズ&プリズムホールを舞台に開催された。

この「コスプレフェスタTDC」は1997年より10年以上続く老舗コスプレイベントとあり、海外から駆けつけるコスプレイヤーやカメラマン、観光客の数も多い。

開催地が東京ドームシティということもあり、偶然この日現地に居合わせたちびっこ達からの記念撮影リクエストにも慣れた様子で応じるコスプレイヤーの存在が印象的だった。

このように参加コスプレイヤーも常連組のベテランレイヤーから初心者レイヤーまで幅広いだけでなく、子連れレイヤーの存在もチラホラ。そんなジャンルの広いコスプレイヤーたちが、コスプレ可能範囲約30,000平方メートルという広大な東京ドームシティ周辺を、午前中からお気に入りの撮影スポット巡りのためいそいそと移動を繰り返していた。

通常のイベントであればイベント終盤には参加者もまばらとなりそうなものだが、この日の「コスプレフェスタTDC」では夕方が迫るころにはプリズムホールへの入場規制がかかるほどの大盛況に。もちろん狙いは東京ドームシティで大規模に開催されているウインターイルミネーションでのコスプレ撮影。難易度の高い夜間撮影に慣れないコスプレイヤーたちも、いつもより多めにシャッターを切ることで幻想的な“奇跡の一枚”を生み出そうと試行錯誤していた。

中には点滅するイルミネーション全てが“消灯”というタイミングでシャッターを切ってしまうという“逆・奇跡の一枚”に湧くグループも。終始笑いの絶えない「コスプレフェスタTDC」。この楽しさこそが長寿イベントとしての秘訣なのかもしれない。