フリーアナウンサーの堀潤さんが司会を務めるバラエティ番組『モノクラ〜べ』のシーズン9が、10月22日午後9時よりスタートする。

地上波では放送NG? 気になる番組内容


BSスカパー!で放送される『モノクラ〜べ』は、地上波では決してできない商品を徹底比較するバラエティ番組。2014年に放送がスタートした同番組は、スポンサーのしがらみがないため、取り上げる商品を徹底的に検証し、肯定的な意見やネガティブな検証結果も正確に伝えられるのがウリだ。


これまでも「スターバックスVSタリーズ」「すき家 VS 吉野家(※牛丼メイン)」「セブン-イレブン VS ローソン」「東芝VSダイソン(※コードレス掃除機)」など、ドリームマッチと呼ぶにふさわしい、消費者の気になる商品の徹底比較に挑んできた。評価するのはその商品を欲しいと思っている芸能人と収録に参加した一般ユーザー。その商品に精通した“御意見番”をゲストに迎え、番組内で検証していく。

第3回、牛丼チェーン店の牛丼以外のメニュー対決の収録に潜入


実際にコネタ編集部では、11月12日に放送される「すき家 VS 吉野家」の“牛丼以外のメニュー対決”の収録に行ってみた。

今回は、牛丼チェーン店の「牛丼以外のメニュー対決」をテーマに、豚丼、カレーライス、提供スピードの3番勝負を実施。“25歳まで肉を食べたことがなかった”というビンボー女優・緑川静香さんをゲストに、「宅配ピザ対決」にも登場したフードアナリスト・重盛高雄さんを御意見番に迎え、収録がスタートした。

最初の「豚丼」対決では、丼ぶりの重さや肉、玉ねぎの量などを検証。豚肉の味は豚丼専門店『炭火豚丼 豚野郎』の店主にジャッジしてもらうなど本格的だ。実は、豚丼対決の際に某有名牛丼チェーン店に判決を依頼するも、あえなく失敗。そんなユーモアのある演出も、今回の見どころの一つだろう。続く「カレーライス」対決では、具材の多さを測ったり、ルーの味をインドカレーの店主にジャッジしてもらったり、コクを専門機関にて科学的見解で判定するなどの徹底ぶりで、ゲストの緑川さんも、「元ビンボーとしては具の量は決め手になる」と、事実をそのままに伝える対決VTRに目を輝かせていた。

また、提供スピード対決では、商品を受け取るまでの時間のほか、通常メニューをアレンジしたわがままオーダー対決など、あらゆる分野で検証していった。スポンサーのついていないBSスカパー!だからこそできる検証の数々に、注目が集まりそうだ。果たして、最終ジャッジはどちらの牛丼チェーン店になるのか。気になる内容は、ぜひ番組で確かめてほしい。

堀潤さんに聞く シーズン9の見どころ


「すき家 VS 吉野家」の“牛丼以外のメニュー対決”の収録後、メイン司会を務める堀潤さんに新シーズンへの意気込みや見どころについて訊いてみた。


――今回の収録を終えて、いかがでしたか?

「すき家も吉野家も民放テレビでは巨大スポンサーですから、地上波では褒められるところを、率直な感想を発言できるのがこの番組の魅力。比較する際に科学的検証をしたり、少し面白い演出を混ぜたりするのも、地上波でできないことばかりなので、今回の収録に関しても、ギリギリのせめぎ合いが楽しかったです」

――シーズン9の見どころは?

「これまでの情報性のある検証に加え、第1回のミキサー対決や、第2回の缶詰対決では、試食コーナーを展開したり、これまでにない試みがあったりします。味や食感がより伝わるようになっていて、その場で“マズイ”と言っていい環境なので、普段のテレビとは違う感じの出来映えになっていると思いますね」

――放送を楽しみにしている読者に一言お願いします。

「インターネット社会でいろんな情報が飛び交っていますが、本当のことが知りたいのであれば、ぜひモノクラーベをご覧ください!」

ちなみに、10月22日から放送を開始するシーズン9の初回は、健康志向のセレブ御用達『Vitamix』と、ワンランク上の機能性を実現した『パナソニック』の“高級ブレンダー対決 ”を放送する。栄養満点のスムージーだけでなく、熱を加えずに温かいスープも作れる両者。専門家による味比較や、硬い食品の粉砕対決などで、両者の機能性やパワーなどを徹底比較していく。


続く、第2回は缶詰、第3回は衣類スチーマー、そして第4回は牛丼チェーン店“牛丼以外のメニュー”、第5回は100円ショップ、第6回はコーヒーメーカー対決を放送予定だ。