ミケル・メリーノの完全移籍が確定した。ボルシア・ドルトムントは、今夏にニューカッスルへとレンタル移籍していた21歳のスペイン人MFとの移籍が成立したことを発表。同選手は5年契約を結んでいる。

2016年にボルシア・ドルトムントに加入した際には、将来有望な若手ボランチとして期待されたレフティ。しかし前任者のトーマス・トゥヘル氏からはわずか318分間のみの起用にとどまり、その上起用されていたのは本職のボランチではなく、センターバックが中心となっていた。

そのトゥヘル氏は昨季限りでチームを後にしていたのだが、メリーノは同国スペイン出身のベニテス監督率いるニューカッスルへの移籍を希望。まずはレンタルにて加入し、ここまでリーグ戦7試合で出場を果たした時点で、完全移籍成立の運びとなっている。レンタル料は300万ユーロだったが、kickerが得た情報によればこれにさらに700万ユーロが加味される模様。

メリーノは「ようやく正式になったうれしいよ」と喜びをみせ、一方のベニテス監督も「いいプレーをみせているし、早く居場所を見出したね。とてもクオリティをもった選手であり、学ぶことにも意欲的だよ。今後の成長により、重要な役割をになっていけるとおもうね」と満足感を示した。