北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は1日、韓国の文在寅大統領が「朝鮮人民の憤怒をよりいっそう爆発させる天下にまたとない間抜けなことをした」と糾弾する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、国連総会参加のために米国を訪れた文氏が、「米・日両上司との『首脳会談』でトランプの極悪非道な反共和国妄言を『高く評価』するとしてお世辞を言った」と指摘した。

つづけて、「なにか『大きな効果があるだろう』として上司の精神病的な狂態を面映くおだてる醜態まで演じた」と述べた。

また、「これは共和国の最高の尊厳をけなし、朝鮮民族を核戦争の惨禍の中に追い込もうとする米帝戦争首かいの宣戦布告に賛同する反民族的犯罪行為だ」と非難した。

さらに、「南朝鮮の執権者はトランプの危険な戦争妄言に拍手を送り、対決の狼藉を働くことで、自分が上司に劣らない極悪な好戦狂であることを自らさらけ出した」と強調した。

その上で、「朝鮮半島で戦争が起これば、南朝鮮は想像もできない懲罰の砲火を浴びることになるであろう」と警告した。