ハリルも起用を示唆…東口順昭、日本代表で今度こそ「大きな一歩」を

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 日本代表の常連メンバーでありながら、なかなか出番に恵まれない東口順昭(ガンバ大阪)。しかしながら、10月のキリンチャレンジカップ2017で、ゴールマウスに立つ姿が見れそうだ。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の2試合で招集メンバー24名の起用を示唆。会見では「東口」の名前が、監督の口から飛び出した。「いつも準備してきましたし、こういう機会でしっかり自分をアピールしたい」と早くも意気込んでいる。

 練習前、ハリルホジッチ監督から「“ワールドカップとは”」という話があったと明かした。「『ネイマールにスペースを空けたら置いていかれるぞ。スペースを与えるな。そういうディフェンスをしないと、ワールドカップで結果は残していけない』」という言葉が印象に残っているそうだ。

 日本代表には川島永嗣(メス)という絶対的存在がいるものの、東口は「永嗣さんのいいところで勝負するのではなくて、自分のいいところをしっかりアピールをしたい。そういうところから信頼を掴み取れればいいと思っている」とのこと。「やっぱり、試合に出てアピールしないとというのはあります。ただ呼ばれているだけで試合に出なかったら、意味がないっていうことはないですけど、大きな一歩ではないので」。出場すれば2016年3月24日以来、およそ1年半ぶり。東口が今度こそ“大きな一歩”を踏み出す。