iPhone Xは、発売されてからも品薄状況が当分続きそうです。年末どころか年始になっても需給バランスが安定しない、と見るアナリストも存在します。また、iPhone Xの発売後は、iPhone8シリーズの売り上げが増えるのではないか、という観測も浮上しています。

年が明けても品薄状態は続く

10月27日に予約受け付けが開始となり、11月3日に発売されるiPhone Xについて、2017年第4四半期(10〜12月)のみならず、2018年第1四半期(1〜3月)でも需要を満たすことができないのではないか、との観測が浮上しています。
 
Rosenblatt証券のアナリスト、ジュン・ジャン氏は、iPhone8シリーズの控え目な出足と、iPhone Xの供給不足とが合わさることで、iPhoneの出荷台数が2四半期続けて、アナリストのコンセンサスを下回ってしまう可能性を指摘しています。
 
理由は、iPhone Xの量産が遅延していることに尽きます。遅延の背景には、有機EL(OLED)ディスプレイやNANDフラッシュメモリといったパーツが調達難であるのに加え、Appleの完璧主義、需給予測が困難であることなどが指摘されています。
 
以前にも、iPhone Xの本格的な量産は10月中旬頃になるのではないか、とRaymond James証券のアナリストが指摘しており、11月3日の発売以降も、入手しづらい状況が続く可能性は非常に高そうです。

iPhone XとiPhone8を見比べたい

「iPhone X待ち」の消費者が多いことから、iPhone8シリーズの予約は中国・アメリカともに、例年のiPhoneよりも低めの数字となっていたことが分かっています。
 
例えば、中国大手キャリアのChina Mobileでは、予約開始から3日で100万台に留まっており、iPhone7の時の250万台、iPhone6の時の350万台と比べると見劣りする数字です。
 
ただし、Arthur Wood Equity Researchのジェフ・ジョンストン氏は「直観に反するが」としたうえで、意外にもiPhone Xの発売後、iPhone8シリーズの売り上げは増加するだろう、と予測します。
 
というのも、少なくない消費者がiPhone XとiPhone8シリーズとを見比べたいと考えているからで、ジョンストン氏は、実際にiPhone Xが発売されてから、安価なiPhone8/8 Plusを選択するユーザーが一定層いるだろう、とみています。
 
 
Source:Barron’s Asia
(kihachi)
 
 

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