時代にとらわれない“はいからさん”にフレッシュな風を吹き込む - 左から瀧脇笙古、高松瞳、佐々木舞香
 - (C)大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会

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 指原莉乃がプロデュースを務め、代々木アニメーション学院とタッグを組んで結成されたアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」のメンバーが、今年11月に前編が公開される『劇場版 はいからさんが通る』で声優デビューを果たすことが明らかになった。

 =LOVEは、声優学校として知られる代々木アニメーション学院と指原が手を組み、「声優教育」を施した自身の理想の「声優アイドル」を生み出すことを目的に作られたグループ。今回第1の目標となる声優デビューを果たすことになったのは、佐々木舞香、高松瞳、瀧脇笙古の3人。

 人生初のアフレコに挑んだ彼女たちは、もちろん平成生まれ。「もともと『はいからさんが通る』という作品を知らなかったのですが、両親が知っていたので、多くの世代の方に観ていただける作品だと思います」(瀧脇)と「はいからさんが通る」の名前まではわかりつつも、アニメや原作漫画にも触れたことがなかったというフレッシュな世代だ。彼女たちは新鮮さをもって、「はいからさん」へも新たな風を吹き込む。

 アフレコ終え佐々木は、「笙古(瀧脇)と二人で合わせるところがあったのですが、そこのタイミングの合わせ方であったり、すごく難しくて緊張したのですが、楽しかったです!」と述懐。また高松は「代アニでレッスンしている時は自分のやりたいことが出来ていたと思っていたのですが、いざ現場に行ってみると、監督さんに言われたことが上手くできなかったり、現場の空気に飲み込まれてしまったので、この経験をバネに、これからはもっと自分の良さを出せるように頑張りたいなと思いました!」と“声優アイドル”ならではの感想を明かしていた。(編集部・井本早紀)

『劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』は11月11日より公開
『劇場版 はいからさんが通る 後編 〜東京大浪漫〜』は2018年に公開