ミャンマー・シャン州で演説するアウン・サン・スー・チー国家顧問(2017年2月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ミャンマー北東部にある中国との国境に面した町で6日、激しい戦闘が発生し、少なくとも30人が死亡した。当局が明らかにした。警察の制服を着用した武装集団が突然攻撃を仕掛けたのがきっかけだったという。

 現場となった北東部シャン(Shan)州コーカン(Kokang)地区の中心的な町ラオカイ(Laukkai)では、砲撃音や銃声が終日鳴りやまなかった。

 中国語が使われるコーカン地区では2015年にも戦闘が発生し、多数の死者が出た上、数万人の住民が国境を越え中国側へ避難する事態に陥った。今回の戦闘は、その時以来最悪の規模となった。

 ミャンマー国家顧問府によると、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)が6日早く、警察や軍の拠点に対する攻撃を開始。さらに別の戦闘員の一群がラオカイの複数の場所を攻撃したという。

 当局が死傷者らを映した陰惨な写真を添えて発表した声明によると、今回の戦闘で少なくとも民間人5人と地元警察官5人が死亡。さらに20人の「焼け焦げた遺体」が、武器と共に見つかったという。
【翻訳編集】AFPBB News