3日に行われたフランス・リーグアン第16節、メス対リヨンの一戦で信じられない出来事が起きた。リヨンGKアントニー・ロペスがスタンドから投げ込まれた爆竹で負傷し、ハーフタイムに試合が中断となったのだ。

問題が起きたのは、メスが先制した28分。スタンドから投げ込まれた物が当たり、ロペスがピッチに倒れ込む。味方やスタッフが駆けつけ、ロペスの治療にあたった。ところが、さらに投げ込まれた爆竹がロペスの間近で爆発したのだ。


危険な事態に、メスの選手たちもスタンドに抗議。イギリス『BBC』などによると、両チームの選手たちがスタンドのサポーターを落ち着かせようとしたようだ。

試合は前半終了まで行われたが、後半は行われずに延期となった。リヨンは公式ツイッターで、ロペスが検査のために病院に向かったと明かしている。


リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は、「非常に深刻な出来事だ。ロペスやメディカルスタッフが危険にさらされた」と怒りをあらわにしている。