自殺を思いとどまった男性、結局は転落死(出典:http://www.opposingviews.com)

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自殺願望が強く、それを実行に移そうとしている人間を思いとどまるよう説得するのは至難の業であろう。何とか説得に成功し、男性はその危険な場所から離れることを決意した。しかし…。

自殺をほのめかして吊り橋によじ上り、しかし集まった群衆から「思いとどまるように」と次々と声をかけられ、時間をかけて考え直したその男性。彼が安全に降りてこられるよう手を貸そうと1人の男性が接近すると、それも素直に受け止めた。手に汗握って見守っていた人々もやっと安堵のため息をついたが、事態はその直後に急変したという。

英メディア『dailymail.co.uk』が、モスクワ市で若い男性がある吊り橋から“転落死”したことを伝えた。現場は市中心部にも近いモスクワ川にかかった「クリミア橋(Krymsky Bridge)」。サポートしてくれる男性とともに「いざり這い」の恰好で少しずつ降りてきた男性であったが、何かに足をひっかけたのか転がりながら下を交差するフルンゼンスカヤ通りのアスファルトに落ち、首の骨を折って死亡した。

その様子は動画でも公開されたが、最後に手を伸ばして何かに捕まろうとしていることから転落は不本意であったのだろう。「気の毒だがいずれにせよ亡くなる運命にあったのでは」とその悲運さが話題になっている。男性は22歳という以外の情報は得られていない。当時、酒に酔っていたという。

出典:http://www.opposingviews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)