「彼の居場所はある」…マンUのモウリーニョ監督、マタ放出を否定

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 マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が、退団の可能性を報じられているスペイン人MFフアン・マタの放出を否定した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が21日に報じている。

 マタは今夏の移籍市場で他クラブへ移籍する可能性を報じられ、エヴァートンやバルセロナなど複数クラブからの関心を伝えられている。18日付のイギリス紙『Manchester Evening Standard』によれば、同選手自身はマンチェスター・Uに残留する意向を持っている模様で、取材陣からの「マンチェスター・Uに残るのか」という質問に対して笑顔を見せたという。

 そして今回、モウリーニョ監督もマタの放出を否定した。同監督は「彼はここにいて、ハードワークをしているね。彼が良い選手であること、このメンバーの中で居場所があること。それを私はわかっている。彼も知っているはずだよ」とコメント。マタへの高評価を口にした。

 さらにモウリーニョ監督は「幸せではない選手たちには8月31日まで移籍マーケットが開いている。でも、彼はここで幸せだと思うよ」と話し、放出を否定した。

 マタはチェルシーに所属していた2013−14シーズン、モウリーニョ監督の下で出場機会を失ったことで2014年1月にマンチェスター・Uへの移籍を決断。今回も当時と同じシナリオをたどる可能性を報じられていたが、ともに新シーズンを迎えることになりそうだ。