中国浙江省寧波市の北朝鮮レストラン「柳京食堂」から集団脱北した北朝鮮出身の従業員12人の顔写真などの個人情報が公開された。

 

集団脱北した女性従業員の顔写真(画像:民族通信)

公開したのは、親北朝鮮的な在米韓国人が運営するニュースサイト・民族通信だ。同サイトは、集団脱北した12人の顔写真、実名、生年月日と、彼女らの家族とのインタビュー記事、動画とともに配信した。

(参考記事:北朝鮮レストラン「美貌のウェイトレス」が暴く金正恩体制の脆さ

民族通信のノ・ギルナム平壌特派員が入手したものだと明らかにしている。

12人は現在、韓国国家情報院の取り調べを受けているが、北朝鮮に残された家族たちは、韓国の「民主社会のための弁護士の会」に弁護士接見を委任すると発表している。

家族の委任によって、同会は接見を要求したが、韓国の国情院に拒否されている。同会所属の弁護士11人は、京畿道始興市の北韓離脱住民保護センターの前で記者会見を開き、北朝鮮に残された家族に人身保護救済請求ができる権限を委任することを要求した。