4年連続最終戦での得点を目指す岡崎…今年も「締めは自分のゴール」

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 日本代表は15日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のカンボジア代表戦(17日)に向けて同国の首都プノンペンでトレーニング2日目を実施した。

 練習後、記者団の取材に応じたFW岡崎慎司は、カンボジアの印象について「とにかくシンガポールよりは引くと思う」と予想。3−0の勝利を収めた9月のホームゲームを振り返り「あのミドルシュートがなかったら結構、嫌な展開になりそうな雰囲気もあった」とFW本田圭佑がミドルシュートで決めた先制点が大きかったという。

 限られたスペースで時間をかけずに攻める必要があると話し、「例えばじっくり攻めるところは攻めるんですけど、やっぱりゴールを狙う瞬間にどこかでワンツーだったり、ダイレクトプレーが何回か重なったりとか。リズムを変化していかないと、なかなか崩せない相手」と分析した。

 岡崎は2009年の香港代表戦、2010年アルゼンチン代表戦(最終戦の韓国代表戦はスコアレスドロー)、2011年タジキスタン代表戦(最終戦の北朝鮮代表戦は0−1の敗北)でゴールを決め、日本代表各年度の最終得点者になっている。また2012年以降は、それぞれの年の最終戦となったオマーン代表戦(2012年)、ベルギー代表戦(2013年)、オーストラリア代表戦(2014年)でも最後にゴールを決めている。

「自分のそういうところは縁起的にいいかなと思いますね。いつも締めで自分のゴールで終わるっていうのが何となく、『あ、今回も自分のゴールで今年終わった』みたいな気持ちよさがあったんで。そういうのがまた実現できれば、気持ち的にも嬉しいかなと思います」と4年連続の最終戦ゴール、7年連続の最終得点者を目指しているようだ。

 また、現在日本代表での通算ゴール数は47得点となっている。あと3点で50点の大台に乗るが、これについては「チャンスがあれば狙っていきたいと思うし、十分にその可能性あると思います。ただ侮ってはいけないというか、ホームでもなかなか崩しきれなかったっていうのが続いていたんで、そこに対するチャレンジをしていきたいと思います」と記録よりはまずいかにしてゴールを奪うかが重要だと語った。