日本の快挙に世界が沸いた。19日、イングランドで開催中のラグビーW杯において世界ランキング3位の南アフリカを撃破した日本代表。優勝候補を相手に、過去24年間W杯での勝利すらなかったチームはいかにして逆転に成功したのかーー。

21日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では元日本代表・松尾雄治氏のコメントを伝えた。試合終了直前、32-29で南アフリカが3点をリードする場面。日本は相手の反則から最後のチャンスを得る。ペナルティキックが成功すれば3点が入り同点に追いつくも、あくまで勝利を狙う日本はスクラムを選択している。

「すごく日本が変わったってことですよね」。こう切り出した松尾氏は「ペナルティゴールを狙って同点というよりはトライを獲りにいくという判断っていうのは昔だったら"良い試合をすればいいや"みたいな、そんなこともありましたからね」と言葉を続け、勝利への意思を持った後輩達を称えた。