「藁の楯」ハリウッドリメイク、2017年秋公開に向けてついに始動。

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三池崇史監督の映画「藁の楯 わらのたて」のハリウッド・リメイクが、ついに始動した。

「藁の楯」は、「BE-BOP-HIGHSCHOOL」シリーズで知られる漫画家・木内一裕氏の小説家デビュー作品を、三池監督が映画化したサスペンス・アクション。10億円の懸賞金をかけられた殺人犯を護送する5人の刑事たちの、緊迫した戦いを描いている。大沢たかお松嶋菜々子、藤原竜也、山崎努ほか豪華キャストも話題となった本作は、興収18.3億円のヒット。2013年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に公式選出された。さらに、2016年1月16日には原作小説「藁の楯」の英語翻訳版が、全世界でVertical社より出版される予定だ。

日本テレビの北島プロデューサーは、「日本国内での製作当初から、本作のスケール感・テーマ性は世界でも通用する可能性を確信していた」とコメント。

さらにハリウッド・リメイクのオファーが殺到する中で、All Nippon Entertainment Works社、および映画製作会社Depth of Field社とタッグを組むことを決めた理由について「ANEW社とDOF社との共同開発プロジェクト内容が具体的で、実現性が一番高いと思いました。そして、ANEWの日本スタッフ、USスタッフや、DOFのワイツ氏、ミアーノ氏、バルゴイェン氏の『藁の楯』に対する強い熱意を感じた事がパートナーに選ばせて頂いた最大の理由」と、今回の企画開発に期待を寄せている。

DOF社のクリス・ワイツ氏は「原作で最も印象深かったのが、アクション・サスペンスが基盤の作品でありながら、モラルを厳しく追求する物語だという点です。法と正義のグレーゾーン、そして殺人犯の人権について分析をした作品です。そこには、簡単な答えはありません。私たちは、観客が『自分だったらどうする?』と議論をしながら劇場を後にすることを目指したいと思います」とリメイク作品への意気込みをコメント。

また、ダン・バルゴイェン氏は「北島さんをはじめとする日本テレビとANEWの皆さんとご一緒できて嬉しいです。最高のパートナー関係を築いていきます」と語った。

ハリウッド・リメイク版の公開は2017年秋を目指している。

☆原作者:木内一裕氏コメント

今回決定した脚本家の選定から、ど派手なアクション映画になることは間違いないでしょう。アメリカとは国情も大きく異なるため、ハリウッド版の映画では全く展開の違うストーリーになることと思いますが、原作者としては小説『藁の楯』のテーマを重視し、新たな物語に反映していただけることを期待しています。そしてこのプロジェクトが、私の小説と新たな読者との出会いの機会になってくれることを願っています。