独自のKood OSを採用して約10日間バッテリーが持つスマートウォッチ「ASUS VivoWatch」を発表!台湾で発売し、Android以外にもiOSにも対応
スマートウォッチ「ASUS VivoWatch」を発表! |
ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は1日(現地時間)、今年4月に披露していた腕時計型ウェアラブル端末(いわゆる「スマートウォッチ」)の最新モデル「ASUS VivoWatch」(以下、VivoWatch)を正式発表しています。台湾にて2015年5月8日(金)に発売し、価格は4,588台湾ドル(約18,000円)。
独自プラットフォーム「Kood OS」を採用し、通常使用で約10日間バッテリーが持つとし、対応するスマートフォン(スマホ)向けOSはAndroidおよびiOSとなっています。
VivoWatchは低電力タッチスクリーンに対応した約1.28インチ128×128ドットディスプレイを搭載したスマートウォッチです。ディスプレイはCorning製強化ガラス「Gorilla Glass 3」で覆われており、IP67準拠の防水・防塵に対応しています。
各仕様は加速度センサー(3軸)や心拍数センサー(光学式「ASUS VivoPulse」技術採用)、紫外線センサー、Bluetooth 4.0など。充電時間は約1〜2時間。ストラップサイズは約22mm、質量は約50g。
同社ではスマートウォッチ第1弾としてGoogleが開発を進めるウェアラブル向けプラットフォーム「Android Wear」を採用した「ASUS ZenWatch」(以下、ZenWatch)を投入してきました。一方、VivoWatchは独自のKood OSを採用しており、バッテリー持ちを重視しています。
ここ最近はスマートウォッチではAndroid Wearを搭載したモデルを出しつつも、携帯電話ネットワークに対応したり、特別な特長を出すモデルにはサムスン電子では「Gear」シリーズにTizen OS、LGエレクトロニクスでは「LG Watch Urbane LTE」にWebOSベースの独自OSを採用するなどしており、Android Wearだと現状、iOSに対応していませんし、VivoWatchもそうした流れのひとつかと思われます。
記事執筆:memn0ck
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