子どもにはありのままの姿で、健やかに育ってほしいというのが、親の願い。しかし、これは簡単ではありません。ありのままの姿でいるには、「自分は自分でいいんだ」という自己肯定感が必要です。幼少時に自分の存在をまるごと受け入れられた経験がないと、なかなかこの感覚を持つことができず、他人と自分を比べて落ち込んだりしてしまいがちになります。『おへそのさき』(入江富美子/著、のぶみ/イラスト、SHICHIDA B