改正高年齢者雇用安定法の施行で、希望者全員に対して65 歳までの雇用延長が企業に義務付けられた。総額人件費の増加が懸念される中、サントリーとオリックスでは60歳以降も戦力化して人件費の増加分を吸収するという。65 歳定年制を導入し、雇用延長後の処遇制度の見直しを進める企業の取り組みを取材した。(文・溝上憲文編集委員)サントリーは65歳定年制対象者は5000人改正高年齢者雇用安定法の4月施行を機に継続雇用制度