改めてW杯最終予選の3試合を振り返ると、格下相手にいいスタートを切り、3試合で計勝ち点7という結果は非常によかったと思う。ただしその中身のすべてがよかったかと言われればそうではない。引き分けに終わったオーストラリア戦では、立ち上がりから相手のパワーに圧されていた。放り込みサッカーを批判する声も多いが、それもまたひとつのサッカーだ。相手が10人になってからようやく自分たちのサッカーをすることができたけ