今年の7月、保護者の年収と大学進学率の相関関係を示す東京大学大学経営・政策研究センターの調査結果が発表された。それによれば、保護者の年収が高くなればなるほど子どもの大学進学率が高くなる傾向にある。由々しき事態である。しかし、金持ちの子どもだけが大学へ行けるというのは昔からある古い古い問題なのだ。●保護者の年収と大学進学率●少々古い話になるが、今年の7月、保護者の年収が、子どもの大学進学率を左右する