首都圏では取り合いのホールや劇場「ハコモノ行政」という言葉がある。国や地方公共団体が公共事業を実施する際、施設すなわち「ハコモノ」の整備は、文化を育て、根づかせる手段にすぎないのに、ハコモノの建設自体が目的になって、施設が十分に活用されない状況を批判する表現である。【画像】3年間も“水”を与えられなければ文化は…ほぼ使えなくなる「3施設」事実、公立の劇場やホールの多くは、いまなお十分に活用されてい