主に子どもの間で夏に流行する手足口病が季節外れの感染拡大を続けている。国立感染症研究所の発表によると、13日までの1週間に全国約3000の小児科定点医療機関から報告された患者数は、1医療機関あたり10・78人で、同時期では過去最多となった。感染研によると、例年は7月下旬頃に流行のピークを迎える。今年は7月8〜14日に、過去最多の2019年の13・44人に迫る13・34人となった後、減少していた