東京電力は30日、福島第1原発2号機での溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出しで、採取装置のカメラの電源を入れた状態のままにしたり、入り切りを繰り返したりしても、映像が戻らなかったと明らかにした。今後は切った状態を維持し、10月3日に再び電源を入れて映像を確認する。回復しなければ、カメラを交換する方針。東電によると、電源を切った状態で高い放射線量下に置くと部品が帯電し、再び電源を入れた際に大量の電流が