勝敗を分ける審判の「注意力」や「集中力」にも限界があるという(写真:digi009/PIXTA)人間の注意力には「予算」のように限界があり、スポーツの審判やプレゼンの審査員も常にハイレベルで集中できるわけではありません。注意力が枯渇したり、逆に温存されたりする結果、判定のブレや採点の偏りが生まれるケースについて、スポーツを題材に行動経済学・認知科学を研究する今泉拓氏が解説します。※本稿は今泉氏の著書『行動経済