「彼らの気持ちに触れて心の森林浴をさせてもらった。いつも帰り道は、すっきりさわやかな気持ちになっていたんです」【写真】煉瓦造りの外塀と正門が特徴の奈良少年刑務所、2016年に閉鎖されたが今後ホテルとして活用する予定作家の寮美千子さんと夫の松永洋介さんは、彼らと過ごした授業を冒頭のように表現した。累計10万部。詩集として異例の売り上げを記録した、奈良少年刑務所の受刑者たちによる詩集『空が青いから白をえ