初出場を果たした共栄学園の甲子園での戦いは、大会初日(8月6日)の第2試合で聖光学院に9−3で敗れた。そのわずか2日後、帰京した共栄学園は新たな取り組みを始めた。残り3週間強の夏休み中、グラウンドでの練習をいっさい行なわず、代わりにトレーニングに励んだのだ。就任12年目の原田健輔監督が狙いを説明する。「去年の夏は外で練習や試合をずっとしていて、疲弊した状態で秋季大会の予選を迎えました。それで最悪