大阪の街を愛し、大阪弁を愛した作家の田辺聖子(写真:霜越春樹)1964年に「感傷旅行」で芥川賞受賞し、2008年には文化勲章を受章した作家の田辺聖子。大阪の街を愛し、大阪弁を愛した理由と生き方に迫る。※本稿は『道をひらく言葉昭和・平成を生き抜いた22人』から一部抜粋・再構成したものです。4世代、20人以上が暮らす大家族の中で育った花柄の服に、ぬいぐるみ。仕事、恋、人生を上質なユーモアで包んだ柔らかな大阪弁で