2年前に始まった、新型コロナウイルス禍。すぐに政府から緊急事態宣言が発令されましたが、人流を抑えることによる経済への影響は計り知れず、売り上げ不振による休業や廃業を余儀なくされた企業や店舗も数多く存在します。東京上野にある純喫茶「珈琲 王城」も、廃業の危機に瀕した店舗のひとつ。「もうダメかもしれない」という言葉が常にオーナーさんの頭をよぎる中、その折れそうな心を救ったのは、1枚の紙ナプキンに残さ